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日本医史学会では毎月、第4土曜日(12月は第3土曜日)午後2時より、順天堂大学におきまして例会を開催しております。

演者は会員であることを原則としますが、聴講者に制限はありません。興味のある方は誰でも参加できます。

発表希望者は学会事務局に連絡して下さい。

日 付 演者 ・ 演題 備 考
2023年
2月は休み
3月25日(土)
「華岡流麻酔法の終焉と吸入麻酔の普及にお雇い外国人医師が果たした役割」
  牧野 洋(浜松医科大学附属病院 麻酔科蘇生科 講師)
麻酔の歴史を振り返りながら、明治維新期に華岡流にかわり吸入麻酔薬が普及したことへのお雇い外国人医師の功績について紹介する。
「味岡三伯の薬効論と近世日本の薬物書」
  吉川澄美(東京都)
江戸時代における臨床家の薬物論はどのように日本化の変遷を辿ったのか。古方派出現以前の味岡三伯の薬効論を主に考察し、その他個性的な薬物書を紹介します。
オンラインのみ
14:00より
4月22日(土)
「レプラと奇跡 脱神話化と脱医学化に向けて」
  堀 忠(関西学院大学大学院神学研究科研究員)
表題拙著(新教出版)の内容に沿って、古代キリスト教文献におけるレプラと奇跡の概念史(成立、展開から分岐まで)を追跡する。
第28回富士川游学術奨励賞 受賞記念講演
「明治初期の種痘再考〜岡山と千葉の比較から」
  松村紀明(帝京平成大学)
明治初期の岡山と千葉における種痘について、地域医療の視点からその実態を比較検討する。
オンラインのみ
14:00より
5月は休み
6月24日(土)
「海上随鷗(稲村三伯)の医書と造字について」
  西嶋佑太郎(京都大学大学院博士後期課程)
多量の造字が読解の障壁となっている海上随鷗の医書を解読すべく、造字の収集、字義の同定を行っており、その知見を紹介します。
「日本における結核療養所の変遷」
  青木純一(日本女子体育大学 特任教授)
かつて膨大な数の患者が暮らした結核療養所を、統計資料・図・表・写真をもとに紹介する。
オンラインのみ
14:00より
7,8月は休み
9月 神奈川地方会秋季例会と日本医史学会の合同例会
鶴見大学会館
10月28日(土)
「明治期『虎列剌病流行紀事』の変遷」
  竹原万雄(東北大学)
明治時代、コレラが流行した年には内務省衛生局や各府県で『虎列剌病流行紀事』を作成しました。その記載項目の分析からコレラ対策の変遷を追究します。
開催形式未定
14:00より
11月25日(土)
「(未定)」
未定(未定)
開催形式未定
14:00より
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