第67巻 第2号
通巻 第1582号

令和3年6月20日発行

目次

表紙絵解説

プログラム

公開講座 特別講演

143
1 江戸の流行り病と人々のくらし―幕末の疱瘡と種痘導入をめぐって―
鈴木 則子

147
2 人類に適応を成し遂げた病原微生物―結核と新型コロナウイルス―
佐野 千晶

緊急提言

151
コロナ禍における医史学の役割
加藤 茂孝

教育講演 「出雲地方の医学史・洋学史」

155
1 出雲国の医学
梶谷 光弘

157
2 社会史的にみた近世島根の医療
岡  宏三

パネルディスカッション 「中国医薬・鍼灸の自国化再考」

基調講演

161
日本医学史のなかの中華幻想
橋本  雄

研究発表

166
1 日本漢方の鼻祖,田代三喜の医学
鈴木 達彦

169
2 琢周と琢周流鍼術の虚像と実像
長野  仁

一般口演

176
1 ペラグラ 第4報―イタリアにおけるペラグラ禍の発生から終焉まで―
伊藤 泰広
177
2 17世紀ドイツにおける医学自然学雑誌の創刊
安西なつめ
178
3 ゼンメルワイス前史: 知られざる塩素消毒の先駆者達
佐藤  裕
179
4 ゲーテと医療 (第6報)―その作品にみるゲーテの医師観と医学教育理念について―
鈴木 重統
180
5 16世紀前半の医学学習指南書
澤井  直
181
6 『ヒポクラテス集典』 のこと
坂井 建雄
182
7 韓流メディカルドラマ 「馬医」 のもう一人のモデル任彦国
吉村 美香
183
8 筑後久留米藩主有馬頼咸公の最後の病状―平川良栄と高松凌雲と佐藤進が診療―
中山 茂春
184
9 医業類似行為を行える医療資格者について
清野 充典
185
10 1926年の自然療養社による小酒井不木 『闘病術』 批判について
渡部 幹夫
186
11 熊本藩の医学教育
松﨑 範子
187
12 明治期以降第二次世界大戦前の “スペインかぜ”・インフルエンザ超過死亡と罹患,死亡
逢見 憲一
188
13 横浜居留地にあった外国系公共病院
山田 裕道,若尾 みき,酒井 シヅ
189
14 島根県医学校長を務めた佐々木文蔚: 青森県初の医学士の生涯と業績
佐々木俊徳
190
15 群馬県立病院長山崎泰輔の管内巡回について
須長 泰一
191
16 医療における性問題
岡田 靖雄
192
17 大塚薬報に見る輸液容器の変遷
岩原 良晴
193
18 伝染予防看護におけるマスク記載の変遷
鈴木 紀子
194
19 検索語の近接度を限定できる漢方テキスト複合検索データベースの構築
星野 卓之,周防 一平,加畑 聡子,小田口 浩,花輪 壽彦
195
20 日本統治下台湾の精神医療施設
橋本  明
196
21 三代目陸軍軍医総監石黒忠悳と新潟県長岡素封家高橋家
岩下 哲典
197
22 乳児死亡率減少の視点からみた日本の母子健康手帳の役割の変化
中村 安秀
198
23 日露戦争における陸軍病院船の運航状況
柳川 錬平
199
24 板橋の渋沢栄一養育院長銅像の数奇な運命
稲松 孝思
200
25 明治12年における岡山のコレラ流行と木野山信仰
木下  浩
201
26 占領期日本の衛生教育に関する研究―映像記録にみる 「公衆衛生列車展覧会」―
田中 誠二,杉田  聡,丸井 英二
202
27 日本赤十字病院の戦前の海外における事業展開と現在 (朝鮮編)
福永  肇
203
28 歯槽膿漏症図像はどう描かれてきたか
竹原 直道,安細 敏弘
204
29 日本の医療情報システムの勃興: 医療機関のコンピュータ導入に注目して
奈須野文槻
205
30 サンタ・マリア・ヌオヴァ病院の創設と発展
柳澤 波香
206
31 アメリカ女性病院による関東大震災への医療支援と日本人女性医師について
藤本 大士
207
32 癌国際連携の機運と歩み
河原ノリエ
208
33 1890–91年の富士川游: 『普通衛生雑誌』 と 『報知新聞医事月報』 の合併を中心に
月澤美代子
209
34 日韓の医学に及ぼした藤浪鑑の影響―基礎医学と医史学を中心に―
李  楑源
210
35 華岡青洲の 「瘍科方筌」 は 「瘍科瑣言」 に準拠して成立したのか
松木 明知
211
36 西鶴作品にみる身体に関する語 (九)
計良 吉則
212
37 幕末に招聘された外科医サヴァチェの医業績について
江沢 暁彦
213
38 吉雄流外科3: 莵口篇
板野 俊文
214
39 美濃郡上藩の医術・医学伝習世話役たち
森永 正文
215
40 各務文献著 『整骨撥乱』 について
今井  秀
216
41 本居宣長の医学と 『古事記』
吉川 澄美
217
42 全国の華岡流全身麻酔下乳癌手術件数
土手健太郎,藤谷 太郎,矢野 雅起,高石  和
218
43 鳥取藩在村の医療環境―嘉永・安政期 「在方諸事控」 の検討
海原  亮
219
44 茶と医薬―忍性と梶原性全―
岩間眞知子
220
45 日本で最初の西洋式病院 長崎養生所の男性看病人
平尾真智子
221
46 正倉院文書の 「荼」 は茶か
梅木 春幸
222
47 引痘策問十五條
山内 一信,不破  洋
223
48 養生文化と伝承者栄西禅医に関する思考
小磯まり子
224
49 「喫茶養生」 を実践した茶人たちの健康寿命
白井 宗佐
225
50 小森桃塢著 『泰西方鑑』 の引用書からわかったライデン学統のIatrochemistryの影響
相川 忠臣
226
51 古代日本におけるマスク文化発祥の歴史と現在社会への影響
安細 敏弘, 髙瀨万里子, 赤崎  優, 大南 裕樹, 桑原 良英, 竹原 直道
227
52 奈良時代の 『金光明最勝王経』 の修法と香薬 その2
安部 郁子
228
53 三宅春齢 『補憾録』 再考
青木 歳幸
229
54 医史学にみる 「習合」 と 「分離」
西巻 明彦
230
55 『医学院学範』 にみえる医学院の学習手順と畑黄山の儒書観
向  静静
231
56 近代日本の医療活動にみる看護
山口 静子
232
57 難波抱節旧蔵 『神遺方』 注釈書について
清水 信子
233
58 『海上懶翁医宗心領』 の 「内経要旨」 について
浦山 きか
234
59 古活字本医書の出版で知られる梅寿とその寛永5年版 『素問/霊枢註証発微』 について
町 泉寿郎,小曽戸 洋
235
60 東京国立博物館所蔵の 『五躰身分抄』 について
富田 貴洋,長野  仁
236
61 針灸の 「年神」 禁忌の日本における受容と変容―『座右抄』 における 「年神」 を中心に
範   駿
237
62 『鍼灸要法』 と 『鍼灸要穴法』『十四経穴治法』 の関係について
谷田 保啓
238
63 井上恵理の脈診について
周防 一平,小田口 浩,花輪 壽彦
239
64 『難経存疑』 執筆に用いられた 『難経本義』 整版について
宮川 隆弘
240
65 新出の西村流 『家伝鍼灸秘録』 について
加畑 聡子,星野 卓之,小田口 浩,花輪 壽彦
The 122th General Meeting of Japanese Society for the History of Medicine
投稿規定
編集後記
日本医史学会役員氏名・奥付

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