第36巻 第2号
通巻 第1458号

平成2年4月30日発行

原著

奈良時代の医療の実態
杉田暉道

研究ノート

吉田長淑の養子関係と宇田川玄真
平野満

随想

医史学と私
大滝紀雄

広場

緒方富雄先生とエスペラント
戸田清

医学史と宛字
伊藤貞男

資料

江戸幕府の医療制度に関する史料(2)―土岐長元家由緒書など―
香取俊光

池田文書の研究(3)
池田文書研究会

記事

消息

第29回医学史研究会、日本医史学会関西支部(1989年秋季)合同総会

例会記録

例会記事

例会抄録

ヘボンとシモンズの生き方
大滝紀雄

ローマ軍の軍医
小林雅夫

書籍紹介

大橋昭夫・平野日出雄著『明治維新とあるお雇い外国人―フルベッキの生涯―』
小関恒雄
桜井寛・小清水敏昌・西谷篤彦編集『医薬品発見・命名小辞典』
高橋文
小曽戸洋・真柳誠解題『明・趙開美本「傷寒論」、清・陳世傑本「金匱玉函経」、元・鄧珍本「金匱要略」』
長谷川弥人
宗田一・蒲原宏・長門谷洋治・石田純郎編著『医学近代化と来日外国人』
中山沃
立川昭二著『見える死、見えない死』
中村昭
吉元昭治著『道教と不老長寿の医学』
根本幸夫
石原明・杉田暉道・長門谷洋治著『看護史』(系統看護学講座別巻9)
山根信子
宗田一著『図説 日本医療文化史』
杉立義一
宮村定男著『恙虫病研究夜話』
大島智夫
三木通三著『京の産婦人科近代史』
石原力
宗田一・池田光穂著『医療と神々―医療人類学のすすめ―』
杉田暉道
レスター・キング著 舘野之男訳・千葉大学医学部山紫会訳『医学思想の源流』
栗本宗治
ラルフ・W・モス著 丸山工作訳『朝からキャビアを―科学者セント=ジェルジの冒険』
矢部一郎
宮田親平著『ガン特効薬 魔法の弾丸への道』
三輪卓爾
ベネット・サイモン著 石渡隆司、藤原博、酒井明夫訳『ギリシア文明と狂気』
岸本良彦
柴多泰著『明治前期高梁医療近代化史』
石田純郎
清原重巨著 遠藤正治解説『草木性譜・有毒草木図説』
矢部一郎
長木大三著『北里柴三郎とその一門』
秋元亀蔵
田辺普編『江戸時代におけるくすり・医・くらし―徳川理財会要の抜粋―』
浜田善利
速水融、斉藤修、杉山伸也編『徳川社会からの展望―発展・構造・国際関係―』
石田純郎
新村拓著『死と病と看護の社会史』
山根信子
日本医史学会会則抄

投稿規定

編集後記

日本医史学会役員氏名・奥付