目次
表紙絵解説
プログラム
理事長講演
161
医史学が解き明かしたこと,物語ること
特別講演
162
I 川原病(球脊髄性筋萎縮症)―名古屋における記載,病態,治療の研究史―
164
II 韓国医史学の歩みと展望
シンポジウム「医史学の新たな展望―健康長寿社会を拓いた先哲から学ぶ―」
165
趣旨説明
167
1 エドワード・ジェンナーの博物学とその師ジョン・ハンターの外科学
168
2 華岡流の門人たちの痕跡から見た青洲の教え
169
3 伊藤圭介の先見性と意志の強さ
170
4 北里柴三郎を北里柴三郎たらしめているもの 研究,人材,そして「私立」
市民公開講座「移り行く疾病像とその社会医学的対応」
171
趣旨説明
172
1 肥満に関連する疾病の増加と対策
173
2 がん治療薬開発の歩みと将来展望
175
3 がんリスク要因としての遺伝子に関して―分子疫学研究から考える―
教育講演
176
I 日本の病院史（通史）編纂から解ってきたこと
178
II ノーベル賞と名古屋大学―成果を生んだもの
特別展示
179
後藤新平
一般口演
181
1 町医山科言経の開業背景：人間交流と諸ネットワークについて
182
2 京都の外療道具師 真龍軒安則
183
3 股野玉川と南木龍江
184
4 歴史のなかの人
185
5 華岡青洲の「紅毛外科集」と京都におけるオランダ流外科の修業
186
6 華岡青洲の乳癌患者33名の術後生存期間を基にした手術成績の表し方の検討
187
7 種痘に用いられたウイルスは何か？
188
8 ポンペの『簡約薬物学提要』と司馬凌海の『七新薬』と『朋百氏薬論』
189
9 『婚姻秘術抄』再考
190
10 『房事養生鑑』に描かれている女性生殖器について
191
11 信濃国小諸白倉松軒信煥・加川隆礼兄弟の産科術（回生術）記録
192
12 無資格者による自宅分娩から医療機関への移行：沖縄返還前後の出産環境の変化
193
13 英国ロンドンにおける医学博物館の現状
194
14 郡上藩医学校の於東京医学修行生徒達
195
15 吉雄流外科1 瀉血篇
196
16 熊本藩の医学教育と物産学
197
17 瘀血吸圧法について
198
18 戦前・戦中期女子歯科留学生の実態―東洋女子歯科医学専門学校を事例として―
199
19 済生学舎の後身 日本医学校（現在の日本医科大学）校長 山根正次の再評価
200
20 学用患者制度について
201
21 研医会図書館所蔵16世紀から19世紀の西洋医書および科学書
202
22 『コペンハーゲンの医学・哲学紀要』における収録論考の主題と傾向
203
23 17世紀の医学学習指南書―Kestner『医学書誌』記載書籍の分析―
204
24 『医方類聚』に引用された『傷寒論』は北宋小字版だった
205
25 清医趙淞陽に関する記録について
206
26 『方極』関連医籍による奥田謙蔵の古方研究
207
27 伏気学説の文献回顧と分析
208
28 経脉の三陰三陽説の成立過程―老官山医簡から―
209
29 『経穴示蒙』に見える書き入れについて
210
30 寿閑系の鍼術流派の分派活動について
211
31 経絡治療の普及活動について
212
32 『医方類聚』引用の『活人心』について
213
33 「台灣醫學史學會」の学会活動―2018年台灣醫學史學會曁學術検討會から得た知見―
214
34 整骨新書（1810）における解剖学
215
35 整形外科医の先達・各務文献～二百回忌法要を終えて
216
36 医の博物館所蔵の解剖絵巻「解観大意」について
217
37 『平常流機道問答』について
218
38 『養生問對 上』について
219
39 『医学授幼鈔』について
220
40 『瀧澤路女日記』（1849）にみる母親による看病の実態
221
41 京都書林仲間の医書重板・類板係争
222
42 長州宇部福原家（萩藩永代家老）家来医・林家旧蔵の蘭方医学書について
223
43 佐久間洋行旧蔵書について
224
44 手術のランダム化比較試験の歴史―1940年代に中山恒明らが開発した頸動脈毬剔出手術―
225
45 新発見の日本医師会内部文書による占領期の医薬分業論争に関する考察
226
46 戦後占領期における「公衆衛生列車展覧会」に関する考察―県軍政部レポートの内容―
227
47 筑前国須恵の眼科医 9代田原養伯貞一
228
48 日本における緑内障薬物治療の経過について
229
49 網膜芽細胞腫：診断と治療の歴史I
230
50 1928年6月8日東京学士会館開催のスイス・バーゼル大学耳鼻科 ジーベンマン教授追悼会
231
51 わが国におけるパラリンピック競技の父―中村 裕博士
232
52 ストーク・マンドヴィル病院：パラリンピック揺籃の地
233
53 日本人移民一世がハワイで経験した健康に関わる問題
234
54 日清戦争における雇員医師について
235
55 1890-91年帝国日本の「ツベルクリン」臨床実験―「検証報告」を検証する―
236
56 日本統治下台北における二つの精神病院の成立と展開：私立養浩堂医院と官立養神院
237
57 易経,ユングと共時律
238
58 福井コレクションに遺された幻の病院船「大和丸」の痕跡
239
59 ゲーテと医療（第4報）―とくに彼の作品に描かれた医学的諸問題―
240
60 明治政府お雇いドイツ人医師ユリウス カール スクリバ―外科医と学外活動の記録―
241
61 近代腹部外科の推進者Theodor Billroth関連史蹟について
242
62 ペラグラ―Josef Goldbergerの生涯と業績―
243
63 ベルツ博士の温泉医学への情熱
244
64 渋沢栄一の社会事業（医療・福祉関係）への関わりの時代的変遷について
245
65 栗田静枝の足跡―我が国の診療情報管理の開拓者―
246
66 近代わが国の平均寿命延長の年齢構造と医療・公衆衛生の役割：第4回～22回生命表より
247
67 わが国の「老衰死」の過去・現在・未来
248
68 イブン・スィーナー（アヴィセンナ）『医学典範』の東西における注釈伝統
249
69 モンゴル時代の漢語イスラム医学書『回回薬方』と中世イスラム医学書との関連についての一考察―第30巻雑證門を中心に―
250
70 平安京施薬院関連遺跡出土医薬木簡再考
251
71 道元禅師の死
252
72 日本医薬文化史 第1報 古代日本の医薬神について
253
73 『医心方』巻二における治療禁忌と実際
254
74 平安貴族社会にみる病気治療の諸相
255
75 古代における疾病観,医療観について
256
76 向井元升『庖厨備用倭名本草』の底本・李東垣『食物本草』について
257
77 江戸考証学者による『本草和名』の研究
258
78 杏雨書屋所蔵の黒川文庫「本草」について―早川佐七の楂考書屋との関
259
79 西忍『薮明集』における田代三喜と曲直瀬道三の能毒書の影響について
260
80 名古屋における医薬系博物館の萌芽―大須地区で開催された博覧会と博物館―
誌上発表
261
81 群馬県医学校の生徒について
262
82 西鶴作品にみる身体に関する語（七）
263
83 国立公文書館内閣文庫所蔵明刻本『必用医学須知』『明医指掌』について
264
84 新出の古矢知白の著書『傷寒論正文復聖解 附．異名十有五湯辨』
265
85 福井祟蘭館旧蔵の古活字版医書
266
86 『老師雑話記』の脈法
267
87 森鼻宗次と彌性園の医師
The 120th General Meeting of the Japan Society of Medical History
投稿規定
編集後記
日本医史学会役員氏名・奥付