第21巻 第1号
通巻 第1399号

昭和50年1月30日発行

原著

1-9
佐々木中沢と佐々城朴安―文政壬午女囚解剖をめぐって
山形敞一

10-18
蘭館長ニーマンと長崎留学生
酒井シヅ

19-27
済生学舎初期の学舎規則
前川久太郎

28-39
小絵馬信仰の現状
相見三郎

40-51
解体記念碑とそのうつりかわり
緒方富雄

52-60
ススルタ大医典訳業について
鈴木正夫

61-70
西説内科撰要について(6)
大滝紀雄

71-82
越後の蘭方医森田兄弟について(3)
長谷川一夫

83-88
咒禁師及び按摩師について(下)―日本古代医療史の研究(2)
新村拓

記事

例会記録

89
「本草綱目」と俳句の歳時記
三浦三郎
明治初期の医学教育
太田典礼
祈祷と医療
樋口誠太郎
初代曲直瀬道三の没年号
矢数道明
近世医書の刊行発禁本の2、3
羽倉敬尚
中川家の肖像画について
緒方富雄
解体記念碑とそのうつりかわり
緒方富雄
回向院の縁起について
水野了仙
回向院出土の江戸時代人骨
河越逸作
医家先哲推薦会について
小川鼎三
山谷、吉原、小塚原
関根正雄
和蘭全駆内外分合図について
酒井シヅ
中国の麻酔剤「洋金花」とわが華岡青州の麻沸湯
吉田一郎
第4回東海医学史研究会総会

寄書

92-93
解体新書にゆかりある人の署名(記念板)の署名の出所
緒方富雄

93-94
富士川游撰「杏林遺芳」について
緒方富雄