第20巻 第3号
通巻 第1397号

昭和49年7月30日発行

原著

233-241
「遠西医範」と「医範提綱」(1)
大鳥蘭三郎

242-248
越後の蘭方医森田兄弟について(1)
長谷川一夫

249-257
一資料から見た科学者シーボルト
矢部一郎

258-267
江馬塾における「扶氏経験遺訓」の需要(下)
片桐一男

268-279
西洋内科撰要について(5)
大滝紀雄

一般口演

199-200
解体新書以前に翻訳出版された西洋解剖書
酒井シヅ

201-202
「解体新書」の「西説内科撰要」に及ぼした影響
大滝紀雄

203-205
解体新書訳業の語学的考察
佐藤良雄

205-206
解体新書と越後の国
蒲原宏

207
佐々木中沢の解剖と「解体新書」
山形敞一

208-210
解体新書と家畜関係書について
松尾信一

210-211
八王子で発見された「解体新書」
新藤恵久

211-212
毎年3月4日観臓記念に行われた「医家先哲推薦会」と富士川先生作歌琵琶「蘭学創始」について
赤松近芳

213
オランダ航海表
大矢全節

213-214
栗山孝庵と杉田玄白及び小田野直武
田中助一

214
「前野良沢」寸考
末中哲夫

215-217
小塚原と山谷との管見
関根正雄

217-219
蘭学事始の研究
内山孝一

22
クルムス解剖書の脚注と「重訂解体新書」
大鳥蘭三郎

220
クルムス解剖書の脚注と「重訂解体新書」
大鳥蘭三郎

221-222
いわゆるターヘル・アナトミアについて(その3)序文
酒井恆

223-225
解体新書発刊年時フランスにおいて陶歯創造に着手その後の経緯について
瀬戸俊一

225-226
解体新書出版後の利用
石原明

227-229
享保14年の蘭書和解「西説伯楽必携」について
坂本勇

229-231
小浜における杉田、中川家の新資料
田辺賀啓 河原朝夫 小畑昭八郎

記事

例会記録

280
越後の蘭方医森田兄弟について
片桐一男 長谷川一夫
奨進医会のはじまりについて
佐藤美実
見聞記にみる江戸時代の疾病
立川昭二
八王子で発見された徳本流
進藤恵久
江戸幕府侍医伴氏の系図―史料供覧―
伴七三雄
今日に生きている病気平愈祈願小絵馬奉納の実態調査報告
相見三郎
佐藤進の「渡洋之記」(明治2年のドイツ留学日記)
小川鼎三